ミカンは日本人にとっては最もなじみの深い果物の一つです。皮が薄くて柔らかく、果実に種が含まれないものが多いのが特徴です。
成分を見ると、カロチノイド色素の含有量が特に多く、ビタミンCも果物の中では多めに含まれています。カロチノイド色素のクリプトキサンチンは体内でビタミンAに変換されることからプロビタミンAと呼ばれます。冬にプロビタミンAのクリプトキサンチンやビタミンC、さらにヘスぺリジンを含むミカンを食べると、インフルエンザの予防になります。
クリプトキサンチンについては、発がんを防ぐ作用や美白作用もあることが研究でわかっています。
日本薬局方に収載されている陳皮はミカンの成熟した果実を乾燥させたもので、健胃効果や鎮咳や去痰の薬に配合されます。
